時は命なり

裏を見せ表を見せて散る紅葉

良寛さんの辞世の句とされる

時が来れば、紅葉した葉は散り、地の落ち葉となる

風に吹かれて、ひらひらと散る葉のさまは、良寛さんの肩肘張らない生き様、死に様のようだ

道元禅師の正法眼蔵を涙で紐解いたという

子供と手まりをついて遊ぶ様は、説教臭い禅僧、雲水には見えない

まさに、表も裏もない、表裏一体の一人間、一僧だ