時は命なり

明恵は、法然、親鸞、道元らと同じ時代に生きた

そして、『 夢記 』に生涯にわたり見た夢を残し、解釈を施した異色の僧侶だ

夢と言えば、『 夢判断 』を書いたあの心理学の巨匠フロイトのようだ

また、ユングは、無意識を追究し、深層心理の存在を解いた

明恵は、池に棲む亀が池から下る川を渡る夢に、悟りへの修行を観た

自我、無我、非我

夢は、それを紐解くものなのだろうか