「フェイブルマンズ」スピルバーグ自伝映画

幼い頃に両親に連れられて見に行った映画に魅せられ、映画監督を目指すようになったサミー・フェイブルマンの物語。
そしてそれは、映画監督スティーブン・スピルバーグ自身の物語だ。

見たのは、列車脱線転覆を描いた映画だったが サミーはその映像の虜になり、親にねだり鉄道模型で再現、8ミリカメラで撮影・・・
好きなように撮り編集し、刺激の強いシーンだけ何度も見られるのだ。
本当なら大悲劇の惨状シーンだ。

高学年になると多くの友だちを出演者にして戦争映画を撮るようになる。血糊を使った本格的な演出もあり、上映会が開かれるほどだ。
ユダヤ系の家族だが父親は有能な電子技