パリタクシー

最近はネット動画ばかりでしたが久々に映画館に行きました。
”またタクシーもの?”と思いながら暇つぶしも兼ねて。
ストーリーはお客として乗車した老女の人生を運転手との会話の中で振り返るというもの。
パリの街並みを寄り道し、日が暮れた夜の景色も美しく、ハートフルなストーリーを助けてくれたように感じた。
ラストは悲しく、甘い。
この映画を見て、「人生の儚さ?」「邯鄲の夢?」とかお坊さんのいう「空?」そんな言葉を連想した。
世相に流され先々を心配することも、人生を振り返り反省することも小さなことに思えた。
帰り道、思いのままお洒落なランチタイムで散財した。
(始