情報をおろそかにしたことが“亡国”につながった

在スウェーデン公使館付駐在武官としてストックホルムに勤務していた小野寺 信大佐(のちの陸軍少将)が、スターリンとヒットラーによって国土を分割され、亡国の憂き目に会ったポーランド人で優秀な人間を情報戦略に使って、ヒットラーはイギリスではなくてソ連に攻め込むという情報をいち早くつかんで大本営へ連絡するとともに、ドイツ軍がソ連へ攻め込んだあとも、かなりな不調であることを、連絡していたが、大本営に無視され、日本は、バスに乗り遅れるなとばかりに、すでに落ち目に入っていたドイツを含む、無謀な日独伊三国軍事同盟を結んでしまった。

そのとき、ヒットラーのお膝元のベルリ