ワンダ・サー、ジョビンを歌う。

近年もますます活躍を続けるボサノヴァの歴史そのもののような女性シンガーが、wanda Saです。

そして今回リリースされた最新版は、何とボサノヴァの原点に帰ったようなジョビンとヴィニシウスのコンビが作った曲集です。

”a musica de Tom e Vinicius"

バックは現在のブラジル音楽シーンでの最高のミュージシャン達が務めており、完成度の高い作品となっています。

ただしアレンジがボサノヴァというよりもジャズ的な音作りをしており、純粋なボサノヴァファンはやや抵抗を感じるかもしれません。

現代のボサノヴァを素材としたブラジル音楽として