「母の祈り」という作品

鞍馬詣という狂言の曲は、コメディだから退屈しない。狂言自体にコメディが多い。しかも、能と違ってうざい謡が無く、シンプルなのだ。叔母が謡をやっていたが、これは極めて退屈だ。叔母に連れられて、能楽の発表会に行くと、まあ、人種が違う。良家の方が多い(叔母も良家だよ、僕は下衆だけれど)。実は、すごく退屈なのだ。ただし、女性は美人揃い。カメラを振り回したいが、それはできない。下衆扱いになるからね(本来下衆だから、じっと我慢するのだ)。

この鞍馬詣での写真は、ブスの娘の縁談を鞍馬寺に母と娘が祈願しに行き、なんとか、母も、娘も、男達にさらわれて(もらわれて)行く、と