カテリナ・プロトニコワ

カテリナ・プロトニコワの作品を見ていて、面白い事に気が付いた。技術的な問題で有る。遠回りしなくても、近道、抜け道が有る、という事なのだが、かなり限定的に考えていたので、そうじゃないよ、と言われたようなものだ。逆に言えば、近道、抜け道が考えていたより多い、という事である。彼女の作風はベン・グロッセンスとは、かなり違うが、同じ隠し技が使われている。1と1を足して2を作る。私は2は、2で見つけた方が早いと考えていたのだが、1+1の方が簡単に、早く見つかるよ、と、言われたようなものだ。結果が同じだと、地下道が良い。一見、作業量が多くなるが、無いもの探しするより、