月のミステリー 1.

地球の衛星である月は、世界古代文明では地上のあらゆる生命を育む大地母神、豊穣の源として崇拝されていた、日本でも古来より月は、月読命などと呼ばれ黄泉の国(暗黒の世界)を司る神が住んでいると信じられていた、また十五夜に月見だんごを供えることが今でも行われているが、これは水稲耕作に先立つ古い畑作時代の農耕儀礼の名残りと言われている新穀を月の神に捧げ一年の穀物の豊かなみのりに対して感謝したのが十五夜祭りの原形だとされる、五穀豊穣を約束する大地母神として信仰されていたことが理解できます、そして時代は移って世界的に太陽を崇拝する宗教が生まれることにより月は崇拝の対象