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トップの言葉

存在の耐えられない「政治答弁」の軽さ。

鳩山氏は「政治家の言葉」への信頼感を粉砕した。
もはや次の首相(菅直人)が何を約束しようと国民の胸には響かなかった。

コメント

ネトウヨ・Xさん

2020年07月09日 19:32

「私もスタンフォード(大学)に行ったときは貧しい学生ですから、仕送りが年間千五百億・・・・(会場笑い)。千五百万円だったかなあ、わすれました。違う、百五十万円程度」。
「私のような理系の人間が今回、総理をさせてもらった。この後も菅直人という私より十倍も千倍も頭が切れる、時々(イライラして)切れすぎるというのが・・・・(笑)。次の総理の方に何を言っているんだと(笑)」。

鳩山由紀夫前首相は辞任表明から三日後の六月五日、菅直人首相の母校、東京・目黒の東京工業大学で講演し、博士課程で学ぶ大学院生らにこんなことを語った。千五百万円というのは、鳩山氏が母親からもらっていた月学千五百万円の「子ども手当」とひっかけて言ったのだろうか。自虐ギャグだとしても寒すぎ、ここ数カ月間、自分が何を批判されてきたかまるで理解できていない。菅氏が首相に正式に就任するのは八日であるため、このときはまだ鳩山氏が首相だったのである。
それなのに、この無重力空間に遊ぶような言葉の軽さは一体何だろうか。私たち国民は政権交代の結果、九ヶ月近くもこんなトップに付き合わされ、政治への信頼を失っていったのだ。

首相在任期間二百六十六日は、現行憲法下で六番目に短いが、鳩山氏が歴史に残る宰相であろのは間違いない。もちろん、無意味な自己満足の作業を重ね、日本社会に混乱と停滞を招いた「悪しき前例」としてである。
『存在の耐えられない軽さ』というと、チェコ出身の作家、ミラン・クンデラの哲学的恋愛小説の題名だが、鳩山氏の言動をウオッチしていて、何度もこのタイトルが頭をよぎった。原作には申し訳ないが、鳩山氏を指すのにあまりにぴったりだったからだ。

もっとも、菅氏にしたところで、これまでの言動をたどると別種の「軽さ」が目立つ。突き抜けてあっけらかんとした鳩山氏と異なり、菅氏の場合はもっと湿った手触りの「軽さ」が感じられる。
次の衆院選に出馬せず、政界を引退し、終わった政治家である鳩山氏について、今さらあれこれ書くのはどうかとは思う。しかし、二度とこのような無能な「裸の王様」を誕生させないために、鳩山氏の在任中の「言葉」の数々を振り返り、将来の戒めとしたい。