サリフ・ケイタ

  サリフ・ケイタ(Salif Keïta、1949年8月25日 - )は、マリ出身のシンガーソングライター。アフリカの伝統音楽と現代的なサウンドを融合させた独自の音楽性は世界的に評価が高い。アルビノのミュージシャンとしても有名。

 裕福な貴族の家に生まれ、古代マリ帝国王家の直系の子孫に当たる。しかしアルビノにより生まれ持った白い肌は、社会から迫害とも言える差別をもたらした。一族からも追放同然の差別を受け、若き日の生活は貧しかったという。

 幼少期より音楽の才能を示し、1967年にミュージシャンを志して首都バマコに移り住んだ。いくつかのバンドに参加し