《P12》カンツォーネ《愛の歌/伊太利亜》

◆愛の歌・・・《カンツォーネ》

 カンツォーネは、イタリア語では単に歌を
指す単語であるが、日本国内においては主に
19世紀末から20世紀初頭に書かれた、イタ
リアの大衆歌曲とされて、特にナポリのもの
(カンツォーネ・ナポレターナ)を指す。
 これらはイタリア民謡とよばれる事もある
が、古くより伝承された作者不詳の歌ではな
く、近代において専門的な作曲家によって作
曲された流行歌であるため、「民謡」と呼ぶの
は適切ではないとする意見もある。
 1960年代〜1970年代に日本で流行したイ
タリアのポップスもカンツォーネと呼ばれる。

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