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よくあるご質問

アメリカ人の「かんどう」 日本人の「かんどう」

Dugは、日本語の「かんどう」とその英語とのちがいを「じゃれマガ 11月24日号」で書いてきた。

Do you know how to say "kando suru" in English?
If you look it up in the dictionary, it says "I was impressed" or "It moved me."
The problem is that we don't use these expressions very much in English.
When we really like a concert or a movie, we say "It was fantastic" or "I loved it."
I am impressed by great things like the Grand Canyon and great people like Akira Kurosawa.
I am moved by sad stories like "The Diary of Anne Frank."

拙訳
(「かんどうする」の英語表現をご存じですか。
辞書には、" I was impressed"と" It moved me"があります。
困ったことに、英語ではこのようにはほとんど言いません。
コンサートや映画で感動したばあいには、"It was fantastic"とか"I loved it"といいます。
グランドキャニオンの雄大な景色や黒澤明監督のような巨匠には、I am impressed by…を使います。
「アンネフランクの日記」のような悲しい物語には、I am moved by…を使います)。


Dugは「かんどうする」という日本語の英訳を書いているが、日本人はこの言葉を日常的にそれほど言わないとわたしには思えるのだ。
「感動する」は現実離れして、すぐに思いうかぶのは「勘当する」のほうである。
落語のなかで放蕩息子が「勘当」されてしまうくだりである。
実際の生活で「感動する」には別の表現が口からとびだすのではなかろうか。

その意をDugに返事した。

When I read "kando suru" in your Jare-Maga, I took it that a father disowned his prodigal son in Rakugo, a Japanese sit-down comedy.

I say "kandou simasu," a polite expression, to a great person like Akira Kurosawa.
Then, I say "I am very impressed by him".
When reading a story like "Helen Keller", I am very impressed by her and say“bikkuri suru ne”or“odorokimasu ne” (“bikkuri suru”and“odorokimasu”:literally translated meaning "I am surprised").

I mistakenly said “I am surprised” by Melanie, a graduate student at M State University in KY, who was gravel-blind, has a good memory for the text book of the Abnormal Psychology, and told me how to study it for two hours three days a week.

When I really like a movie, I say“subarasi”:”I love it”.
When I see Mt. Fuji, I say“sugoi”:“I am impressed”.
I don't really use the expression, "kando suru" very much in Japanese.

ダグの「じゃれマガ」のなかの「かんどうする」を読んだときには、落語のなかの放蕩息子を勘当することと思った。

わたしの場合は、黒澤明監督のような巨匠に対してはていねいな言葉で「感動します」という。
そして、"I am very impressed by him"と表現するだろう。
ヘレンケラー物語を読むと、とても感動的な気もちとともに、「びっくりするね」とか「おどろきますね」という(「びっくりする」と「おどろきます」を直訳すると"I am surprised"となる:まちがった英語)。

ケンタッキーのM州立大学の大学院生のメラニーに1回2時間、週3日、異常心理学の勉強を教えてもらったことがある。彼女は全盲に近いのだが、教科書の理解内容がすばらしいので、わたしは心から「感動」したのだが、“I am surprised”と言ってしまったことがある。

映画の場合は、「すばらしい」という。
富士山を眺めれば、「すごい」。
実際には、「感動する」の表現を使う機会はそれほど多くはないということである。


*SUNNYさん。荒神山人さん。耕太郎さん。前回は拍手をありがとう。

カテゴリ:語学・国際交流・社会貢献

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