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よくあるご質問

文化講演会(良寛の話)

当地では最近大学OB会の文化活動が、競い合っているかのごとく頓に盛んなっているようで、先般の國學院大學院友会主催の講演会に続いて、東洋大学地区白山会主催のの講演会があり、パネリストとして出演される先生の聴講生である関係から出席する羽目になった。
基調講演は東洋大学学長竹村牧男氏による法華讃から禅の心を読み解く「良寛の思想」と言う極く難しいもので、
哲学的、思想的領域からは久しく遠ざかっている身としては、ご遠慮申し上げたかったのであるが、
近年建設された建物で行われることでもあったので、天気も良かったので、建物の見学傍々傍聴した。
良寛といえば子供と遊んでいる好々爺のイメージしかなく、裕福な庄屋の長男に生まれたのに、家業は次男に譲り、18歳で出家し、自分の家は浄土真宗なのに曹洞宗に入れ込んで、父親に宗旨替えを迫ったりして、仏になるには法華しかないと、102か条の法華讃を作ったなど、初めての話に思わず聞き入ってしまった。
良寛は和歌も1300首ほど作っているとかで、和歌を学ぶならの飾らないありのままを詠った古典中の古典万葉を学ぶべきで、全部分ろうとする必要はない、分ったものだけで十分である。
新古今などは下の下だそうで、とてもその境地には至りそうもない。
偶々万葉の講義を受けているが、読み下し文での解を学ぶのでは、とても無理な話だろうと思う。
パネリストの一人児童文学者関谷ただし氏の話で、宮沢賢治も良寛と似たような境涯を歩んだとのことで、「アメニモマケズ…」だけしか知らない私にとっては、これまた縁遠い話ではあった。
とまれ、良寛の思想は自利他利を包摂した無心の境地が、仏陀を悟った人、即ち智慧を完成した人と言うところにあるらしい。

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