ここ数日の読書

2日間続けて降った雪も、今日は気温も緩んで今は雨に解けて道路はビショビショ。
 怠けて書くのを休むと、つい億劫になる。
 読んだ本は、渡辺一夫著『ヒューマニズム考』講談社現代新書。結婚して間もなく買った本なのに読んでいなかった。
 その中に、《ユマニストhumanisteという言葉は、16世紀後半にフランスの作家によって用いられ、意味は「古典語・古典文学の研究(愛好)者」のことで、「神学者」に対比させられていた》とあった。学問の中心が神学であったことに対する、「もっと人間らしい学芸」というこの時代の学者たちの叫びからでもあったのだという。
 そしてエラス