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よくあるご質問

★ 長崎〜心の旅〜92歳のシスター ★

「ボクは晴れ男だから絶対晴れる!」と豪語していたツレの力不足?で…雨、雨、雨。
 
 確かに雨はイヤだけど、長崎に限っては何故か許せてしまうのが
可笑しい。気温も高く冷たい雨でないのが有難い。

 長崎市内から路線バスを乗り継ぎ一時間とちょっとで出津に
着いた。平日、しかも雨で「ド・ロ神父記念館」を訪れたのは私たちだけ。

 明治12年、外海地方の主任司祭として赴任してきたフランス人宣教師マルコ・マリ・ド・ロ神父は深い人類愛を持って人々の魂と肉体の救済のため生涯を捧げました。神父の業績を讃える為に設けられた、神父ゆかりの品が沢山収められている。

 古いオルガンが目に入る。幼い頃は家にあったのはオルガンだった。母が弾いていた。なんだかとても懐かしい〜。
ド・ロ神父のハルモニュウム。

 入場料を支払う時、奥に黒い修道服のおばーちゃまがおいでになるのは気がついていた。そのシスターが「冷たいからスリッパをどうぞ」と言いながら私たちに近づいて来られた。

 そして「この讃美歌知っていますか?」と大きな歌詞のボードを私たちに見せた。
 「はい、知っていますが…」
 「では 歌いましょう」とオルガンを弾いて下さったのだ。

 ♪♪ いつくしみ 深き~~~♪♪ 私は思いっきりの声量で歌う。ツレも歌っている。
http://www.youtube.com/watch?v=V9We-d9nkkI&feature=related

 三番まで歌い終わるとシスターは小さく拍手して下さり私も嬉しくなってしまった。

 2曲目。♪♪ 神ともにいまして~~~♪ 100年以上の時を経て、今でも美しい響きを奏でるド・ロ神父のオルガンの伴奏で歌っている私。なんと幸せなことだろう。
http://www.youtube.com/watch?v=tZpZUyB6Whs

 また三番まで歌い終わると、丸いお顔いっぱいの笑みで拍手をして下さった。私は天にも昇るような気分。

 興奮状態で思わず「失礼ですがお歳はおいくつですか?」と口から出てしまった。
 「92歳です」
 「えっ、それでは大正7年ですか?義母と同じです!」

 沢山働いて来られたのだろう。太く曲って節くれだった指が
彼女を物語っている。

 「お元気でいらっしゃいますね」と厚かましくも手を握らせて頂く。
 「はい、神様のお陰で」とおっしゃる。

 病院にいる義母のことは話さなかった。

 
 お母上は神父と共に働いておられたそうだ。オルガンは基本より、すぐに讃美歌を弾くことから練習をしたそうだ。

 【十三歳で地元の修道院に入り、神父がフランスから取り寄せたオルガンを半世紀以上にわたり奏でている】とは旅から戻り調べてわかったこと。出津では有名な方のようだ。


http://www.nagasaki-np.co.jp/press/sekaiisan/kikaku2/14.shtml
【シスターは橋口ハセさんという方だとわかりました】

 お別れする時、とても寂しかった。ほんの短い時間だったけれど、心と心が繋がったような、そんな気がした。

 どうか、お元気でいらして下さい。

 忘れられない貴重な経験、心の旅となりました。

http://smcb.jp/_as01?album_id=686208
【長崎の旅 2日目の写真です】

カテゴリ:旅行・お出かけ

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