ピッケルの思い.記(22)

読書、そしてTV

中里恒子の「忘我の記」を読んでみた。

 辻村伊助の伝記的小説とでもいえようか、近藤信行さんのわかりやすい解説があるので、私が語る必要もないのだが、「スイス日記」「ハイランド」の2冊合わせて、更にこの「忘我の記」を読むことで、伊助の日本の山、アルプスの登攀、ローザ・カレンさんとの国際結婚、大正12年関東大震災よる辻村伊助一家全員埋没という惨事まで、その生い立ちから全てを、完結的に描きつくしている作品といえるのでは?・・・


ルイジ・マリオさんの事 

 昨日、BSTVで作家角田光代さんのドロミテ紀行があった。
興味があったので観るこ