高齢者の万引き

東京新聞(12/6)によれば、かつて万引きは少年犯罪の代名詞であったのに、65歳以上の高齢者による万引きが急増し、2009年の摘発は27,000人で、19年連続で増加し、20年前の7.4倍近くに及ぶとのこと。全体では高齢者は2割を占め、3割に減少した少年に並びそう。

 万引きを犯す理由として、社会からの孤立、友人がいない、相談相手がいない、生き甲斐がないことが、他の世代より多く、4人に1人は孤独を感じ、2人に1人は生活に窮している。警視庁は行政や民間団体と協力して高齢者の社会参加を促し再犯防止を試みるとのこと。万引きした50歳以上で支援を望んだ100人