呑兵衛爺の暮れ暮れ草(1)  言葉始めの段 平成22年12月17日(金)

日も暮れ、歳も押し迫り、我が人生は折り返し地点を過ぎてはや下り坂の途中、人生の黄昏真直中、明日おも知れぬれ我が身である。それゆえ「心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく」このブログで「呑兵衛爺の暮れ暮れ草」(のんべいじじいのくれぐれぐさ)として綴って見ようと思う。お昼近くの散歩で何時もの堀川端を犬と共に寒空の中を歩く。陽射しは在るが指先が冷たいほど寒いので人には出会うことがない。河岸に到着すると前日よりも水禽の数は多い。水面に浮かんでいる鴨類、日向ぼっこのアオサギなど今日の堀川は大賑わいである。デジカメを悴んだ手で被写体に向ける。白色の水鳥がいる。シ