父への追憶

私の父は92歳で亡くなりました。
人生、世の中のため人のために生きた人でした。
そのため家族は相当な苦労をしました。

人のために連帯保証人で財産もかなり減らしました。
夜逃げする人のために見送りに行き、土産まで渡してあげた人です。私が子供の頃、母はよく話してました。
「自分にふりかかってくる借金を知りながら、あきれ果てた」と。
若い頃、職業軍人で終戦後、いくつかの事業も手がけたけど失敗して、その度に財産を失っていった人でした。
器用に世渡りができなかったのですね。
ですので、私が子供の頃はしっかりものの母とよく喧嘩をしてました。私が結婚したら別れてやる