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よくあるご質問

「日記」のすじ道 「話し」のすじ道

「序論・内容・(序論に一致する)結論」を組み立てる。


まず「話し」から。

ある母親の話し方がとても分かりやすかった。
「この子(男の赤ちゃん)の髪の毛は結わえて、ぴんと立てている」
「夫に似て、髪が少ないようなので、多く見せようと思うから」
「それでゴムバンドで、立てている」
と、論理的だからである。

弁護士でもある仙石長官の評判がこのところすこぶる悪い。
使う単語のおかしさに加えて、ごり押し、へ理屈を含む筋道のたたない話で相手を煙(けむ)にまこうとしているようだから。
弁護士とは筋のとおった思考のもち主で、つねに論理的に話をする人物だと思っていたが、この思いこそが、非論理的であった。

映画のなかでだが、理想の話し方を「みる」ことができる。
『JFK(ジョン・フィッツジェラルド・・ケネディ)』(ケネディ大統領暗殺事件捜査の映画)のなかでケビン・コスナー演じる地方検事ジム・ギャリソンが展開する話し方は論理的で、見ていて(聴いていて)胸おどる。
陪審員に向かって、分かりやすく、ムダもなく、説得的で、それでも押しつけがましさのない論じ方は、自信あふれる当人のボディ・ランゲージ(身体言語:ジェスチャー)ともに感動を覚えるほどである。

理想的な映画の例はともかくも、現実生活における論理的な話し方は練習すれば誰でも身についてくるとおもわれる。
筋のとおった話の文章や日記を書くこともその論理的な話し方の練習になる。

次にその「日記」について。

このクラブの日記におもしろそうなタイトルがあったので開いてみたら、千葉周作の娘・佐那についての定説を覆す内容のようであった。
日記のアイディアはいい。
しかし日記の書き方がいわゆる思いつきにしたがって書くダラダラ文なので、作文の主旨がつかめないし、何を言いたいのか分からないので、読むのをあきらめた。
いや、「序論・内容・結論」がある構造文を心がけているわたしには、読む気がしなくなったのだ。

余談だが、上の日記にあるコメント氏は「力作ですね」とこの日記を誉めていたが、よほどに「読み上手」なのであろう。そうなると、わたしなどはよほどの「読み下手」とあいなるが。

さて何度も書くが、
わたしの学習法である文章の骨組みは、「序論・内容・(序論に一致する)結論」である。

次は具体例。

かんたんな骨組である。

Pには、
Aが必要。(なぜなら、aだから)。
また、Bも必要。(なぜなら、bだから)。
最後に、Cも必要。(なぜなら、cだから)。
したがって、PにはABCが必要。


この論理的な文章が『すぐれた英語翻訳への道』にある。

The good pilot must be a well rounded man.
Because he flies a complicated machine he needs the mechanical ability to understand it if he is not to get into trouble.
He also needs the intelligence to think quickly in emergencies, or he will be no safer in a plane than a trained monkey.
Finally he needs coordination.
A scientist I knew gave up flying in spite of his mechanical ability and his intelligence, simply because he was not well enough coordinated to fly safely.
Unless a man has mechanical ability, is intelligent, and is well coordinated, he should leave flying to the professionals.

分かりやすく日本語でその骨組みをみる(和訳ではない)。

腕の良いパイロットは、熟練した人物でなければならぬ。

パイロットには、事故に遭遇しないために、複雑なマシーンについて熟知する能力が必要。なぜならば、そのマシーンで空を飛ぶわけだから。

また、緊急時に素早く状況判断できる思考力も必要。なぜならば、安全飛行のためだから。

最後には、マシーンについて熟知する能力と判断的思考力を実行できる適応力が必要。

具体例(わたしの知人の科学者はマシーンについて熟知する能力と判断的思考力があったが、飛行操縦をやめてしまった。というのは、安全に飛行するための適応力に欠けるからだった)。

したがって、マシーンを熟知している能力、判断的思考力、それらを実行できる適応力が必要。


このような筋のとおった日本文や英文を書けるように練習すれば、頭の脳には論理的な作文が浮かびだし、読み手に納得させる文章が書けると思われる。
また、その作文練習によって、口からとびだす話にも筋がとおるようになり、聞いている相手をうなずかせることになる。

論理的な考えを思いつき、それを相手に伝えて、納得された瞬間には満足感がにじみ出る。
この満足感を味わえるのは、人間のみに与えられた言葉によるものである。

「序論・内容・(序論に一致する)結論」でその言葉を磨くのもまた楽しきことである。

カテゴリ:語学・国際交流・社会貢献

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