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よくあるご質問

日本を一刀両断!

月曜日、定時後ですが政策研究大学院大学のセミナーに行く。

今回は(株)メトランの社長、トラン・ゴック・フック先生のお話。

純然たる日本企業だが、ベトナム人のこの社長が起こした。

作っているのは『人口呼吸器』を中心に医療用機械だ。

この世界は、アメリカ製や欧州の製品が多く、日本製は少ない。

その訳を淡々と述べるが、生い立ちから入って文化まで面白い。


セミナーの後で、質疑が行われるがそこで質問。

   「政治を動かしてお金を取って来たら、日本は元気になる?」

   「無理です。」

何故なのか、参加者一同フックさんの言動に注目する。

   「許認可ってありますが、日本はとにかく遅い。」

   「日本では約100人くらいの人が“一生懸命“やってます。」

   「米国は1000人以上居て、申請から書き方まで全部やります。」

   「国を挙げて許認可を奨励しているのですよ。」

   「2〜3年も待たされる日本に来たがる技術者は居ますか?」


また、人材についても

   「日本に意識の高い数学者は居ますか?」

   「欧米には沢山の数学者が居て、汚れながら頑張っています。」

   「先端技術も医療も、ロケットだってそんな人が頑張ってますよ。」

数学が好きで、業種を問わず手を汚しながら好きな学問を技術に取り込んで行くと言った、単一事業で捉えない柔軟な発想が大事なのだ、と言う。

数学で食べて行く事は難しいが、数学者が医学を目指したり、航空宇宙開発を目指すのが当たり前と聞いて、日本の閉鎖性を思った。


3時間に渡るセミナーだったが、日本のあるべき姿を教えて呉れる。

最後に残したフックさんの言葉が素敵だった。

   「とにかく私は“日本”が大好きなのです。」

   「だからお嫁さんも日本人です。」

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