わきまえる

朝食時での会話である。
平等をはき違えていると話から、

   「昔、中学校の時、成績の番付け張られたっけね。」

600人の学年なら、200番まで発表された
つまり、普通なら発表されないわけで、普通の人は
せめて発表されるように頑張ろう。
100番の人は70番になれるよう頑張ろう。
勿論、10番以内なら、凄まじいデットヒ−トを目の当たりに
見せる事も可能なわけで、皆して必然的に頑張れたのである。

多分その頃の日本の学力は、世界のトップレベルだったと
思う。


運動会の時、大スタ−がいた。
水を得た魚のように素晴らしいその子は、皆の憧れの的であった。