「ああ、弟よ!…君死にたまうことなかれ!」 国家大局の見地に立つ真の政治家よ立て!

「ああ弟よ!…君死にたまうなかれ!」
「…親は刃(ヤイバ)を握り人を殺せと教えしや…」と詠ったのはあの有名な女流歌人与謝野晶子だ。
 軍国主義の最中、軍を批判すれば非国民とされ国賊として処断されかねぬ世の中にである。

その孫の与謝野前大臣が、現政権の窮地を見かねて、国家大局の見地から、政府与党を助けるべしという提案をしたが、ニベもなく踏みつぶされた。

不慣れな菅政権には確かに歯がゆいほど、問題を感じることも多い。 しかし、永年野党として官僚との付き合いもなく、国家財政の苦しさを把握するには、程遠い世界に置かれてきたのである。
それは、秘密主義で与党政