正月、二日目が明けてきた。
昨夜は、夕方から睡魔が押し寄せ、
早くに寝てしまった。
おそらく、
大晦日の夜、わずかしか眠れなかったためだろう。
あいかわらず、
家内が好きだった曲や歌を繰り返し聴いている。
生前、気がつかなかったことに、
気付き始めた。
家内がいちばん気がかりだったのは、
家事をいっさいしなかった私が、
「自分がいなくなって、
一人できちんとやれるだろうか」
ということだろう。
家内のこだわった
「きちんとやる」ことに、
これからは、私もこだわろう。
線香と蝋燭、
お茶とお膳のお守にも少し慣れてきた。
「きちんとやる」よ、必ず