呑兵衛爺の暮れ暮れ草(13) 一富士 二鷹 三茄子

皆さんはすでに初夢をご覧になりましたか。Wikipedia によると室町時代ごろから、良い夢を見るには、七福神の乗った宝船の絵に「ながきよのとをのねぶりのみなめざめなみのりぶねのおとのよきかな(長き夜の遠の眠りの皆目覚め波乗り船の音の良きかな)」という回文の歌を書いたものを枕の下に入れて眠ると良いとされている。これでも悪い夢を見た時は、翌朝、宝船の絵を川に流して縁起直しをする。江戸時代後期には「2日から3日」が主流となったが、明治の改暦後は、「元日から2日」とする人が多くなった。
初夢に見ると縁起が良いものを表すことわざに「一富士(いちふじ)、二鷹(にた