河井寛次郎氏

私は河井寛次郎氏の大ファンである。

20年位前がピ−クであった。
京都の「河井寛次郎記念館」にも、何回
足を運んだ事だろう。
昔、舅姑が健在の時は、一人のお泊り
旅行など許されなかったので、お休みの
日、日帰りで出かけたものだった。

新幹線で京都に向かった時の高揚感を
今でも覚えている。
窓の外の景色を眺めながら、ウオ−クマンで
ベ−ト−ベンのピアノソナタ「悲愴」を聴きながら
三島の本を読んでいた私。
まさに、あの時は私の「至福」の時だった。


宣伝になってしまうかもしれないが、今、日本橋の
高島屋で「河井寛次郎展 生命と歓喜」が開催
されている。