ピアノの本1

テクニック 思いの後から 付いて来る
 悲しからずや 無機的稽古

★『ピアノの本1986.5〜89.5までの内10冊』(草思社)を読みました。

《「何でもいいから趣味を持って、音でそれを表現しなさい。悪趣味でもなんでもいい、無趣味が一番いけない」と言われたんですね。初めはその意味が良く分からなかったんですが、要するに、感じる心を音に表現して欲しい、音楽を自己表現の手段として欲しい、ということなんですね(山口美子)》

《ゴッホがプロヴァンスに惹かれて引越したのも、ドーデーの小説を読んだか、ビゼーの「アルルの女」の評判を聞いたからに違いない気がする(堀