趣味でつながる、仲間ができる、大人世代のSNS、趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)

よくあるご質問

絵物語作家エルウイン・モーザー(オーストリア)が描く自然  飲兵衛爺の暮れ暮れ草(20)

児童文学と捉えられている「ピーター・ラビット」物語のイギリス湖水地方のベアトリックス・ポターや「熊のプーさんシリーズ」のA・Aミルンはほとんど何方もご存知であろうかと思う。しかし上記のエルウイン・モーザー(オーストリア)はどうであろうか。日本の中では作品どころかほとんど彼の名前さえも知られてはいないのではないか。因みに書籍販売のアマゾン・ドット・コムに接続するとエルウイン・モーザーのドイツ語の書名は200〜300の書籍名がずらりと列挙されて驚く。

1954年ウィーンで生まれ育ち、挿絵や絵本・児童文学の作品など、テーマは大自然の中の熊やねずみ、猫、犬、カラスなどを擬人化して、漫画アニメのように楽しい絵物語である。オーストリア・スイス・ドイツなどドイツ語圏ではベストセラー作家なのであるが、残念ながら日本では彼の翻訳がほとんど無いのが、原因の一つであろう。初期の頃は挿絵の多い絵本が次第に動物たちの恋の冒険物語して、挿絵も数ページに一つと少なく定着して行く。私が強く引かれた作品は初期の挿絵の多いアニメ漫画風の「Mein Baumhaus」(わが樹林の棲家)である。挿絵が多くドイツ語の文章が少ないので内容が明確に受け取れるからと、動物たちの挿絵が気に入っていたからである。カッコ内の題名の訳語は私が勝手に付けたもので日本では邦訳されているかはまだ不明である。インターネットの百科辞典、まだ日本語版のWikipediaに記述が無いのである。ようやくドイツ語版のWiki でエルウイン・モーザー(オーストリア)の項目を見つけた。そして出版社の出版目録から上記の作品は1983年に出版されてから版を重ねた後、現在では絶版になっているようである。私は40歳代の頃たまたま図書館でこの書を見つけ出して、書店経由で同著者の他の作品も2〜3冊購入している。ユーモラスなタッチの森や沼や動物など、自然を大切にしている姿勢が絵や文章のそこここに表れているのが好感を持った始まりである。勿論、従来の油絵画家の絵画などと較べる事は領域を全く異にする問題である。自然保護が近年取り沙汰されるずっと以前に挿絵や文章でエコを表現していた作家なのである。年齢も今年一月で57歳になる。まだ現存の絵物語作家である。
下記の画像とHPで彼の作品の一端をご覧頂いてこの項を締めたいと思う。
「グーグル」でHPをご覧の方は翻訳ボタンをクリックしてもらうと、ドイツ語文が不完全ながらも日本語に変換される。

http://de.wikipedia.org/wiki/Erwin_Moser_(Autor)

http://openlibrary.org/search?q=Erwin+Moser&sort=old&publisher_facet=Beltz

大雪のふかまりゆくや音絶えて   横光利一

カテゴリ:アート・文化

コメント

コメントはログインすると見られるようになります。