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よくあるご質問

物部(三人の目大連)

天孫本紀の系図には三人の目大連が書かれている。

一番目は清寧朝の十一世孫の目大連(イコフツ連の子)
 ー荒山ー尾輿ー守屋と続く

二番目は継体朝の十三世孫の目大連(イタヒ連の子)
 ー倭古連(後は無し)

三番目は欽明朝の十五世孫の目大連(大市御狩連(守屋の兄弟)の子)
 ー馬古ー麻呂(天武朝に石上朝臣を賜る)と続く

ここで不思議なのは十五世孫の目大連が父の世代の敏達朝より前の欽明朝の大連とされていることである。
このようなことなどから、天孫本紀は偽書ともされているようである。
これは、前にも書いたが、物部は八十伴男と言われている如く、沢山の伝承を半ば強引に物部一つに纏めようとして、齟齬を来たしたものであろう。

書紀は雄略朝の人物としての目大連一人だけしか筆録していない。
書紀が編纂されたころ、朝堂のトップだった麻呂は、編纂内容に介入し、石上神宮の奉斎者として麻呂が雄略朝の目大連の流れを受け継ぐ者であることにするために、祖父を欽明朝の昔に遡らせる操作をしたのだろうか。

なお、「目」を朝鮮語では「nun」と読むそうであるが、「mok」と読めば「首」(オビト、頭目)の意になり、伝承上始祖的人物であったことを示すものかも知れない。

カテゴリ:ニュース・その他

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