趣味でつながる、仲間ができる、大人世代のSNS、趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)

よくあるご質問

『 歴代沈壽官展 』 於 日本橋三越本店

副題 薩摩焼、桃山から現代へ

薩摩焼は、16世紀末の豊臣秀吉による文禄・慶長の役の際に島津藩によって朝鮮半島から連行されてきた陶工達によって始められました。
藩より 「 朝鮮の陶器の良さを表現できる白い陶器を 」 との命により、陶土・焼き方を求めて26年、苦労の末やっと 「 白薩摩 」 にたどり着いてから約400年の歴史。

19日が初日で第15代沈壽官のギャラリートークがあるということで、ギャラリーは超満員ビッシリでした。

薩摩焼の特徴としては
「 白 」 磁器では 「 白 」 はあるものの陶器では、他では殆んど見られません。白い陶土に透明釉をかけて還元焼成 ( わずかに青味が ) で焼きます。一見磁器ののような艶を感じます。

「 透彫 」 「 浮彫 」 これも磁器ではあるものの、陶器では強度の関係で他では殆んど見られません。

「 色絵 」 もともとは薩摩焼では色絵は無かったが、江戸末から明治にかけて、世界に通用する焼き物ということで、京焼に学んで導入しました。
緻密でリアルで色が鮮明 ( 特に金色に特徴 ) さが際立ちます。
これは 「 彩下釉 」 という技法と金で縁取りしてから彩色することによります。にも拘わらず、少し潤んだような暖かさを感じるのは、微細な貫入による効果です。

巡回
福岡三越     2月8日〜13日
名古屋栄三越  3月23日〜28日

NHK教育テレビ 日曜美術館 ( 再放送 ) 1月23日 午後8時
        「 薩摩焼陶工・沈壽官・400年 」

コミュニティ 「 美術館・博物館に行こう!! 」 に別の写真をUp してます。
http://smcb.jp/_bt01?topic_id=1000932 

左 「錦手四君子図蓋透彫角型香炉」十二代沈壽官 1890-1900
  四君子 ( 梅、菊、蘭、竹) の絵が各面に。それ以上に蓋の
 「 七宝繋文 」 から 「 網目文 」 への透彫の美しさが目を
  惹きます。

中 「 白薩摩茶碗 伝火計手 」 伝初代沈当吉 17世紀初頭
  連行されてきた当初は、薩摩には黒い土しか見当たらず、
  一緒に持ってきた朝鮮半島の 「 土 」 「 釉薬 」 「 陶工
  ( 技術 ) 」によって 「 火だけ 」 が薩摩のものということで
  「 火計 ( 火ばかり ) 手 」 と呼ばれた。

右 「 金襴手花卉文花瓶 」 十二代沈壽官 1893 年 東京国立博物館
  高さ 77.3 cm 径 34.0 cm シカゴ万博出品
  雪輪文の中に一方は花、一方は果実、全て別のものでバランス
  よく描かれていて、その重厚な日本美が賞賛を浴びました。

コメント

コメントはログインすると見られるようになります。