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よくあるご質問

★ワンジーツ―ババ日記〜なりゆきを生きる★

昨日もツレは所用で私一人で見舞に行った。

「さっき、あなたの妹さんが来ていろいろやって下さったのよ。それから〇〇さんもきて今帰ったところ。孫の〇〇が点滴をしてくれたの。それからね・・・」と次から次と義母は喋る。

 義母の入院は誰にも教えていないので、それは全て妄想である。
寝ている事が多いから夢を見るのだろう。それが現実とまぜこじゃになってしまう。

「子供達が待っているんでしょ。御飯の支度は?」と気遣ってくれる。
こんな優しい義母の言葉、昔に聞きたかった。
「ここの御飯は美味しいのよ」
「よく眠れるし、今のところ悪いところないの」

 ナースの話によると脱水症状はだいぶ良くなっているけれど
まだ下痢が続いているので尿が極端に少ないそうだ。食欲が戻り下痢が収まらなくては退院は出来ないとのこと。

 大腿骨骨折からリハビリでようやく歩行器で歩けるまでになったこと、この入院でまた歩けなくなってしまうのでは?と心配している事などナースに話す。


 今日はツレも一緒に病院に行った。

 すぐにツレの名を言ったのにはびっくり。忘れてなかった。

 「私ね。自分が死んだ夢を見たの。それでね・・・」
と義母が語り出す。
 「はぁ、、、、」と私。
 「そんな話は聞かないでいい!」と話を封じるツレ。
 義母はウトウトうつらうつらしながら、お喋りをする。

それをベッドサイドで聞いているツレと私。

 「もう、帰るぞ!」
 「えっ、もう?」

その間 ものの9分。

 「もう判らないのだから 寝かしてあげる方がいいんだよ」

 諦めをツレの中に見た。あんなに一生懸命やっていたのに。
家でのリハビリも張り切ってやっていたのに。

 
 玄侑宗久さんの番組「なりゆきを生きる」を観た。その中で
【認知症】を【特別な老い】として分け過ぎていると。【正常な老い】とそうでないものを【認知症】としているのはおかしい、間違いではないか。認知症は老いの総合的なものではないかと言っておられた。年を重ねれば何かが退化、何かが優れてくる。

 ひょんなことをどう取り込めるか、どう、そこに身を任せるか…

   「 な り ゆ き を 生 き る 」

カテゴリ:日常・住まい

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