物部(尾輿と守屋)

物部の本流は 目ー荒山ー尾輿ー守屋 と続き、守屋で蘇我に破れ滅亡する。

ところで、例によって「尾輿」を朝鮮語で読むと、
「尾」は「コリ」(イシコリドメの凝と同じ)で銅(クリ)と語根を同じくする鍛冶古語であり、
「輿」は「カマ」=釜、竈であり、
そして、妻の一人は弓削連の祖、倭古連の女「加波流姫」で、
この「カハル」は刀、剣、包丁のことであり、
「カハル」の例として産銅地の香春採銅所、香春神社などがあるが、鋳銅神「香春神」に奉仕する鍛冶氏族の巫女と言うことになる。
つまり、「尾輿」は兵器生産に携わる物部を率いる王の姿を表し、且つ物部氏を”興し”た人物を表