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よくあるご質問

今週末は定期演奏会

松岡正剛著『多読術』ちくまプリマー新書、仲正昌樹著『今こそルソーを読み直す』NHK出版・生活人新書、を読了。
 前書は何度も書店で手にとってはいたが、今回は帯に惹かれて購入したのかもしれない。著者の顔写真と「こんな読み方があったのか 初公開!セイゴオの極意」のコピーに。
 「松岡正剛の千夜千冊」は、お気に入りとして時々読んでいるが、ほとほと感心するのみ。
 この『多読術』に多読、少読、広読、狭読、あるいは粗読、精読と読み方にもいろいろあるが、私のはどれも粗読の域を出ていない。従って「本は二度読む」ということにいたく共感を覚えた。それだけ読みが深まる。本へのマーキングや書き込みについては、本を汚したくないのと、後で読む人に、という感覚があったからだ。本は消耗品と考えて書き込みでも何でもして頭に入れること、必要なら2冊目を買えばいいだけのことだと思えなかったのはケチだけではなく、本は単なる物とは思えない感覚があったからだが。

 後書『今こそルソーを読み直す』のあとがきを見ると、著者は社会思想史、比較文学を専攻していて「なぜルソーを」との問いに、卒論のテーマに選んだことと大学院でフランス人の先生による『社会契約論』読解の授業に出て、ルソーに強く興味をもち、そしてルソーに「共感」したのだと。
 しかし、本書は必ずしもやさしくは書かれていない。
 それもそのはず、《「サービスが悪い」という苦情が寄せられるかもしれないが、今回は、難しい概念を多少わかりやすくするためのサービスはするけれど、“親しみやすくする”ためのサービスはしない、という方針にした。わざわざ親しみやすい書き方をしたおかげで、ちゃんと読むつもりもないのにやたらと著者を罵倒したがる“毒者”の存在にいい加減うんざりして、敷居を少し高くしたくなったということもある。しかしそれ以上に、今回は私の好きな思想家を、それなりの拘りを持って論じた本なので、あまり余計な配慮をしたくなかった、ということが、やや方針転換した最大の理由である。》
 これなどは、まさしく晩年のルソーの在り方そのもののような気がしないでもない。

 今週末の29日は、札幌コンサートホールの小ホールで年一度の合唱団の定期演奏会。昨日は、コンサートホールに付設された大リハーサル室での練習であった。
 写真にあるように、練習場は天井が高く、響きもホールそのものに近い。プログラムはルネッサンスモテット集、メンデルスゾーン、それと「かなうた」の、すべて無伴奏の曲。
 You Tubeで、その曲の感じを。最後のステージ「かなうた」の5曲目「て」の詩。

?. て           みなづきみのり作詩
 てとてをにぎるとこころがつたわる 
 てとてをにぎるときもちがつたわる
 
 てがかたりてがうたう
 てがまねく
 てがふれ
 てがつたえ
 てがとりむすぶ

 あたたかいて
 なめらかなて
 たくましいて
 のびていくてとて かさなりあうてとて

 てをさわるとそのひとのひとみのおくのものがわかるきがする

 てはこころのかがみ
 てはめやみみやくち
 てはこころにふれることができる

 てにはしわがきざまれ
 てにはかおがあり
 てはあいをうけとめることができる


 てはひとのすべて

 そして てはあなたとわたしのちょうどまんなかにあるもの
 しずかにしっかりてをつなぎたい
 てとてをかたくむすびたい

 あなたとわたしのて

http://www.youtube.com/watch?v=kQPRuvSo824&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=QwCtYOb2OA4&NR=1

http://www.youtube.com/watch?v=pDzt3eIBeDY&feature=related

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