小遣いは幾ら(水彩画)

最近のこの不景気な世の中で、ご亭主はどの位の小遣いを貰っているのであろう。
雇用情況が良く、景気も良い時代なら自分の現役の頃を見れば、大体の想像はつく。
私が現役の頃は、お昼は弁当を持って行ってたし、タバコは家内が買っておいてくれたので、ほとんどが飲み代であった。
中間管理職の身であったので、ある程度の付き合いがある方だった。
家内は、台所の引き出しにお金が必要だったら、ここから取って行ってくださいと、一ヶ月の必要経費を銀行から下ろし、無造作に入れてあった。
人間の心理として、どうぞ使ってくださいと負かされると、不思議とそこから取れないものである。
家内