今日の俳句

雨が雪にかはる夕ぐれ無人駅

炬燵して馬面はぎのひとり鍋

蛍ねむる土手水仙の花ざかり

琵琶湖からの疎水は、南禅寺や哲学の道を通り、
洛北の方までのびています。
その間ずっと桜並木は途切れず、
所々では蛍が飛びます。
哲学の道辺りではほんの数匹ですが、洛北辺りでは夜毎数十匹飛びます。
蛍は冬幼虫が土の中にもぐりこんで冬眠します。
その洛北の土手にいま水仙の群落が花盛りです。
冬は水仙、春は桜、夏は蛍、秋は紅葉、
街中の水路沿いで一年中これだけ楽しめるというのは、
かなり凄い事ではないでしょうか。

カテゴリ:ニュース・その他