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よくあるご質問

又スプレーガンの絵 呑兵衛爺の暮れ暮れ草(24)

前回のブログを又続ける。私は北区の職業訓練校へ通いながら「塗装」実技の訓練を受けながら、次なる仕事を求めての「就活」であった。しかも真剣に求職の強い願いを持っているのは、クラス中で60歳にまだ届かない私だけであった。他の人はすでに60歳を越え、永年勤務した会社を退職した人たちで、勤続した年数の退職金を受けており、年金も支給され、さらに再就職の助成金も講座期間中は支給され、私を除いて厚遇を受けた裕福な人たちばかりであったのである。私はいずれにも該当しなかった。クラスで「マイコン」(my computer)を所持し、使用している人が数人いたのには驚きであった。当時、新品のコンピューターやデスク・チェアー・プリンターなど一式を揃えると少なくとも70〜80万円は掛かった筈である。私は前職でワープロソフトの「一太郎」を現場で教えてもらって使用できたが、コンピューターはまだ購入出来なかった。もうこの頃は古い「MSドス」から新「ウィンドウズ」に、日本語ワープロソフト「一太郎」は米マイクロソフトの「ワード」に駆逐されていた。個人所有のコピューターがマイコンから「パソコン」(personal computer)へ用語も変わって行った。パソコンを持っている一人が塗装クラスの住所録を表計算ソフト「エクセル」で入力して来て、配布した。印刷屋へ頼んだように整然と罫線の中へまとまった住所氏名が収まっていた。講座の中途で手書きの「文字書き」の練習の時間もあって「明朝体」「ゴジック体」を練習したが、コンピューターで文字書きのソフトがあり、裏面に糊付きの台紙を文字型に切り抜く事が可能となっていた。それを壁や硝子に貼り付ければ立派な看板の文字となった。現在では駐車場などの看板の文字は恐らく、ほとんど切り抜き文字であることが多い。手書きの厚塗り筆の看板文字はその内、無くなるのではないか。当時、私はいずれパソコンを絶対購入しようと心に誓った。塗装講座をもし受講していなかったら、その後、パソコンを購入する事も無く、又インターネットに接続する事も無く、「趣味人倶楽部」にも入会していなかったかも知れない。2002年パソコンを新品購入した時は一式で約30万円であった。現在では多分その半額で出来るのではないか。

折角受講した塗装講座も就職には結果的には縁が無かったが、いろいろ得る物は多かった気がする。

前回掲載した最初の蜘蛛の巣状の画像は「大理石塗り」塗装で,行程的には21段階もあるのです。

本日の最初の画像は「あけぼの塗り」又は「根来塗り」と呼ばれる塗装で行程は20行程掛かるのである。


曙の空色衣かへにけり  一茶

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