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よくあるご質問

法律と裁量(水彩画)

私が宮崎に帰省した時の事である。
帰ると小学校からの友、K君が何時も私を訪ねてきて、アチコチ案内してくれる。
私も高校を卒業すると同時に上京しているので、そんなに宮崎を詳しくは知らない。
その日も今噴火している霧島連山まで案内してくれた。帰りに夕食を済ませた所で、K君がカラオケして帰ろうと言い出した。2時間近く唄ったがK君は酒が入ってしまった。
帰りは酒を飲まない私が運転だけど、帰る大きな道路が見つからず、きょろきょろしながら小さな交差点を徐行しながら通過した。その時、横の方からライトを照らした車が直ぐについて来た。
パトカーである。そこは一時停止の場所。2人の警官が降りてきた。私も降りて謝った。事情を説明して切符を切られる覚悟はしていた。
警察官は「暗くて一時停止の標識が見にくかったとしても、安全のため止まってください。貴方は神奈川県にお住まいで、事情は分かりますが、次回から安全運転を心がけてください」と忠告だけして私たちを見送った。
確かに公務員は、法律に忠実に従い、事務を執行しなければならない。
法律に「しなければならない」とあれば裁量の余地もなかろうが、「することが出来る」とあれば、裁量の余地は残されているはずである。
何か気持ちの良い帰省であった。

絵 三浦市江奈湾にて

カテゴリ:ニュース・その他

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