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よくあるご質問

「ありがとう」は心をつなぐ宝石

<経済誌(ダイヤモンド)に掲載された実話です。>

育児をしながら働く女性社員Bさんは、ある日、子供を保育園に連れていくのに、タクシーを利用した。

タクシーに乗車すると、運転手さんが尋ねてきた。

 「前にお送りした保育園でよろしいでしょうか?」

Bさんは、その運転手さんに覚えがなかったので、尋ねた。

 「前に乗せていただいたことがありましたか?」
 「はい」
 「どうして私のこと覚えていてくれたのですか?」
 「お客さん、前に乗られたとき、降りる際に私に『ありがとうござい
 ました』って言ってくれたんですよ。それで覚えてまして。」

普段から「ありがとう」という言葉を使うようにしているBさんは、当たり前のことをしただけで、それがなぜそれほど記憶に残るのか分からなかったそうだ。

 「いやあ、お金を払っていただくお客様の方から『ありがとう』なんて
 言われることは、まずなくて。それでこちらは、とても嬉しい気持ち
 になったんですよ。」

そんなものなんだ、と思って会話を続けていると、運転手さんから思わぬ言葉が口をついて出てきた。

 「実は、今日は私の退職日なのです。実車はこれが最後になりま
 す。普段は汐留近辺を走っているのですが、最終日だったので、
 またあの時のお客さんに会いたいなあ、と思ってこちらに走ってき
 たのです。もしかしたら、この辺を流していれば会えるかも。そんな
 偶然を期待して走っていたのです。そうしたらお客さんが、あちらで
 手を振っているのを見かけまして。なんだか、嬉しくなってきちゃい
 まして。おかげさまで、最後にいい仕事ができました。ありがとうご
 ざいます。」

Bさんは、思わず号泣してしまったそうだ。

保育園に到着すると、その運転手さんは無線に向かってこう告げた。

 「●●号車、〇〇。最終実車を完了しました。」

そして車を降り立ったBさんに対して、車外に出た運転手さんは深々とお辞儀をしながら、最後にまたこう言った。

 「本当にありがとうございました。」

そう言い終えて顔をあげた運転手さんの顔は、笑顔でいっぱいだったそうだ。


たまに、こう云った嬉しい話を聞くのは気分転換になりますね。

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