日本語の作法

話し方 話す内容 共に良し
 落語の好きな 名教師かな  

★『日本語の作法』(多田道太郎/潮出版社)を読みました。
※日本語に関するエッセーです。ユーモアに富んでいて、楽しく読めます。

《日本のお喋りの歴史を追ってみると、お坊さんの説教が一番古い。安楽庵策伝という人が出てきて、その話芸が講談になり、落語になり、大衆芸能になっていった。日本の場合、宗教家の話が説教壇上の雄弁とはならず、芸能となってゆくところにその特徴がある。…浪花節型か落語漫談型か…この他、NHKのニュース解説のような教師型があるが、これは一向に面白くない》

《空っぽの茶碗ほどよく