【 運命を丸呑み…美味しくはないが生きられる 】…天然生活( 其の146話 )

《 運命を丸呑み…美味しくはないが生きられる 》

 ボ〜ッとして生きて来た…

昔は 長男は家業を継ぐものとの不文律があって…
子供の時から何者になるか一度も考えずに生きて来た
だから…

ボ〜ッとして生きて来た…

親父は人嫌いな処があったが小商人であった
長男は人嫌いではなかったが訥弁( poor talker)であった
でも…

自分の性分と家業を重ねることもなく
その日その日を脚下だけを見つめて…

 ボ〜ッとして生きて来た…

しかし…
いつまでも子供で居られる訳にはいかない
日々は勝手に来て勝手に去っていった…
それでも…

 ボ〜ッと