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よくあるご質問

灯油の値段 呑兵衛爺の暮れ暮れ草(27)

現在、当家近くの灯油販売所では18L¥1380−で販売している。この店は元々、米屋を長い間続けていた商店で10数年前からタンクローリーによる店頭での灯油販売も手掛けるようになった。通常ガソリンスタンドで購入する人が多い中で、車で灯油タンクを何本も積み込んで来て買う人達が多いところを見ると、値上げされても他所よりも販売価格が低廉のようである。因みに当家は昨年12月の始めに、灯油2本を購入したが値段は18L¥1150−であった。その差額はすでに230円の開きがある。一回の上げ幅は20〜30円であるが数回の値上げが続けて実施された。その間、値下げの期間は一度も無い。昼夕の犬散歩の都度、私は灯油の販売価格を確かめて通っている。近在の人だけでなく、車で買いに来る人も多いが、以前には数十メートルの行列ができるほど繁盛した寒い時期もあった。その当時は18L¥500〜600−であった。石油ストーブに給油する灯油を購入する客層の年代を観察してみると中高年の人が圧倒的で、20〜30代の若い人はほとんど見掛けることはない。若い人たちの暖房はガスか電気が多いのであろう。灯油販売の忙しい時期には学生アルバイトを一人、二人雇って対処している。勿論業務用に大量使用する工場などの需要も在るであろう。店頭売りだけでなく、配達料金を取って灯油や米の配達も受け給っているようである。
値上げの一番の要因は原油の高騰、つまり仕入れ値の高騰が原因であろうが、販売総量の増減によっても値上げや値下げが大きく関わっているようにも思う。キロリットル単位で取り扱う石油製品は1Lに付き一円の粗利益が出るか出ないかで、その後の値段設定に大きな意味を持つのである。
灯油もガソリンと同じく原油価格に精製諸費用と流通コストが上乗せされて、価格設定がされる。デフレ時代の現在であっても、他の商品販売とは異なり、次のような要因が価格設定に影響しているのである。オペック加盟の産油国が出荷調整して原油の値下がりを阻止したり、投資マネーの流入など投機目的で変動したり、最近のエジプトの政治情勢不安も原油価格に大きく波及しているのである。


初音聞く灯油のポンプ押しながら  山田節子

カテゴリ:日常・住まい

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