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よくあるご質問

老老介護(2)

病院のロビーで目撃した老老介護の一場面は、老齢になった夫婦のあり方について私にいろいろと考えさせました。この光景を他山の石として、自分にできることは何か考えてみました。

 まず夫婦共に病気にならないようにする。それには食事に気をつける。戦後欧米風の食事が日本にも定着してきました。米に代わりパンが主食になった。パンの原料は小麦粉、イースト菌、それにバター(またはマーガリン)です。(10代のころ、パン屋に一時勤めたときの知識です。)テーブルに並んだパンを食べる時、さらにバター又はマーガリンをつけて食べる。サラダにドレッシング(これにも油が入る)をかける。エビフライ、から揚げなど揚げ物も食べる機会が増えている。さらにステーキやファーストフード店などの手軽なハンバーグを食べることが多い。全般に欧米風の食事が増えたことで、絶対量として摂取する油脂分、特に動物性油脂の摂取が増えた。これが体内のコレステロールを増やし肥満の原因となり、脳梗塞など循環器系の病気を多発させている、と私は理解しています。 

 病気になる原因は、現代西洋医学や現代栄養学の視点からみるならば、発ガン物質の摂取、食品添加物、水や空気の汚染、コレステロール、喫煙、細菌、ストレス、運動不足などが一般的にあげられます。
 
 私の友人が、高齢のご両親の食事を純和風のものに変えたら、ご両親が健康になったそうです。純和風とは、根菜(大根、にんじん、ジャガイモ、かぶ、サトイモ、たまねぎ、など地中で実を結ぶ野菜類)を主に使い、たんぱく質は魚から摂る。納豆、豆腐、ひじきなども含め多種類の食べ物を少量づつ食べるようにしたところ、結果が良かったそうです。肉類やバター、ラードは避けているということです。友人の場合ほど徹底しないにしても、現在の食事のあり方を見直すことは有益であると思います。

 次に適度な運動などで身体を動かすことを心掛ける。ボランテイアなどで人様のお役に立つ仕事も良いでしょう。

 まず食事や運動などで病気にならないように心掛ける。それでも病気を予防できない時もある。病気になったら、特に寝たきりだとか、肉体の機能に支障ある病気になったときの心の持ち方が大事でしょう。病気になると、何で私がこんな病気になったなのか、と天を怨んだり、運命を怨んだりする気持ちになり易い。その怨念から、知らず知らずのうちに自分と共に暮らす人や介護してくれる人へ辛く当たるようになる。良寛禅師は「災難に遭う時は遭うがよくござ候、死ぬ時は死ぬがよくござ候」」と言っています。自分が図らずも直面した状況は、じたばたしないで虚心に受け止めて生きることが、苦しみを軽くする教えであろうとおもいます。

 この世のすべての現象は、因と縁から生じます。無数の因と縁が結合して、つまり原因と条件が複合して重なり合った結果、一つの現象が生じる。天や運の所為にしていては、ただ腹が立つばかりでしょう。良寛禅師の言うとおり、虚心に自分の置かれた状況を受け止め、それを克服することが大事ではないでしょうか。与えられた状況は、必ず意味があることが、後になって分かる。冷静に自分の置かれた状況を分析し、なにをなすべきか。前向きに対処することが大事でしょう。

 現実に前向きに向き合うことは、今までの生活を別の視点から眺めることでもあります。病気で会社勤めができなくなったときは、時間が余る。その時間を本を読んだり、普段はできなかった趣味を深めることに向けて、自己啓発を試みるようにすると、病気によって時間が出来たことはむしろ感謝すべきことかもしれません。。

決して周りの人に辛く当たったりしない。特に介護してくれる人には感謝の気持ちで接することが肝要でしょう。辛いのは回りの人も変わりないのですから。

 当面なすべきことを真剣に行う。つまり一瞬一瞬を大事に生きる。そのような生き方をすると必ず事態は好転する、というのが僧侶になって私が学んだことですが、この基本はいついかなる場合も役に立つと思っています。

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