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よくあるご質問

大学でいかに学ぶか

作さざるに 悠々自適の 若者の
 悲しからずや 生活保護者

★『大学でいかに学ぶか』(増田四郎/講談社現代新書)を読みました。
※著者自身の学生生活・学習、その後の研究を通して、学生に学問への姿勢を教えようとしています。

《マルクスといえども、19世紀の前半に勉強して、その時の学問水準で『資本論』等を書いたのです。従ってマルクスとてもその時代制約から自由ではありえません。それどころか、彼の利用した研究などの面から色々の時代制約を受けています。そうした発展段階説を奉じた人たちは、社会の発展はこういう段階を経るのだと決めたのです。そして、その段階の頂点にヨーロッパが立っているという考え方です》

《植民地を永続化し、そこに算出するものを、全部自分達のために使えばいいという考えに立ち、そして、自分達の考える事が、世界人類の発展の法則であると信じた。そういう考え方が、19世紀を通じて極めて強かった。そうして、政治・経済・軍事の上に優越を全世界に主張したのです。19世紀後半のヨーロッパの、こうしたものの考え方の基礎をなしたのは、18世紀から台頭した啓蒙思想です》

《共産主義国家となった中国と北朝鮮の都市は、僅かここ10年余りの間に、まるで変わってしまったのです。スラム街が無くなった。人々は公共施設を綺麗にし、大切にする。――つまり、180度の転換をなしているのです》
※この文面は、著者自身も時代の子;中国や北朝鮮のプロパガンダに乗せられている状態を示していますね。これが書かれた頃は、国家的在日朝鮮人の帰還事業もあって、概ねこのような論調が多かったのでしょう。

《修道院の生活というのは、修道士自身が額に汗して俗人の農民と一緒になって耕し、工作を行ない、ひとつの自給自足的な経済単位になろうと努める。いわば神の前での平等を原則とした一種の共同体のなのです》
※一日作さざれば一日食らわず、といった禅生活にも通じるものがありますね。

《欲しければどんな書物でも買えるという恵まれた状況に置かれたら、人間というものはかえって学問はできないものだ。ある程度の貧乏が大事だだ。苦労して買った本には、何年経ってもそれぞれに見覚えがあって、歴史がついてくる。苦しい中から、無理をして買った本ほど尊いのだ。財産がいくらでもあって、買いたければ何冊でも一時に買えてような人で、立派な学者になった試しはない》
※そう言えば、有名な童謡作曲家の祖父の印税で生活している孫の学友がいますが、彼の蔵書数は凄くて、何冊もが束になったのが時々届いたりしています。しかし、読んだ形跡は殆どありませんねぇ。彼も僕のように、今頃積読解消しているんでしょうか?

《学問は苦楽一如》

〜〜〜〜〜〜本日のジョグデータ〜〜〜〜〜〜
28分04秒/八国山麓5km/BMI24.4/bpm:144/靴:
ボンビート(★★★★)
※クッションがなく、ちょっとすべり気味だったので、中敷を1枚追加したら、一石二鳥になりました。さて、立春っ! 日没は44分遅くなり、日照時間は47分長くなっているんですね。ジョギングからの帰途、時々逢うご老人に「立春らしく、暖かくなりましたねぇ」。と言ったら、「ほんとだねぇ。楽んなったよぉ」と、嬉しそうに実感を込めて応えてくれました。

※ボルガの船曳歌/グレン・ミラー楽団、を聞きつつ

カテゴリ:ニュース・その他

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