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よくあるご質問

大相撲八百長問題を考える 呑兵衛爺の暮れ暮れ草(29)

連日マスコミを賑やかしているのが、国技と言われる相撲協会である。協会の大慌ての報道陣に対する対応も広く世間の注目を浴びている。ここ最近、理事長の交代など、問題が噴出しては大慌ての協会がその都度、膿は全て出し尽くしたと言っておきながら、今回の八百長事件で相撲協会の根幹を揺るがしかねないほどの激震が走った。私も昨年6月、ご当地力士琴光喜の野球賭博問題に関連してブログを掲載しているが、今回の十数名の力士の実名が上がっている八百長問題は、その八百長の歴然たる証拠が携帯電話のメールに残っており、その事実を認めている力士も出ていることから、更に大事件に発展する直面に向き合っているのではなかろうか。相撲協会はすでに事件発覚後10日以上経過しているのに、全容を解明してから発表すると内々で調査を継続している。協会自身は今まで八百長問題はことごとく否定してきた。限りなく灰色に近い取り組みもあったが、いずれも証拠不十分の決着をしてきた。大相撲は相撲協会理事長が述べるように奈良時代から神事として存在していた。歴史の長い伝統を持つ大相撲ではあるが、江戸時代の谷風・雷電の時代から勝負の八百長が残存していると言われているようだ。残存している相撲用語で分かるように人情相撲とかごっつぁん相撲である。現代では無気力相撲とか注射と言う用語でまかり通っている。八百長の仲介役を「中盆」(なかぼん)と言う。八百長と対極にある真剣勝負は「ガチンコ」勝負という。昔は八百長相撲でまかり通るような取り組みも観客が是認する空気が存在した事は否めないと思う。しかし現代では公益法人であり、国技として伝統文化を継続して行くためには、取り組みに、いんちきの勝負を持ち込む事は絶対許されない。協会は仮に全容が解明されて、関係力士の処分を済ませてそれで幕引きを終えるようでは真の解決策には絶対ならないであろう。携帯電話のメールに残されている文章が証拠の決め手となって、初めて八百長の動かぬ証拠が明確となったことから、携帯電話が普及した数年前から、活発に携帯が利用されるのに連動して八百長が出てきたのは間違い無かろう。各報道の指摘によると十両以下の幕下力士の待遇がその上の力士と余りにも違いすぎる事が理由の一つであると挙げている。相撲協会は単なる防止策だけでなく、幕下の待遇改善や今後の指導方針の構築に協会内部だけでなく、外部の有識者など知恵を集めるべきである。どんな対策を立ててもそれをかいくぐる力士が今後出てくる可能性が絶対無いとは断言出来ないのである。古い協会内部の身内同士の慣れ合い管理は改革せねば、今後も不祥事を発生を食い止める事は難しいのではなかろうか。

カテゴリ:ニュース・その他

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