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よくあるご質問

素浪人の『万葉集漫談』(162話)…古い時代の温泉郷。

(162) 伊香保嶺に 雷(かみ)な鳴りそね わが上(へ)は
      故はなけど 子らによりてぞ
        巻14・3421  東歌(上野の国)
解説・ 伊香保のやまの雷さまよ、そんなにおどろおどろしく
鳴って、人様を怖がらしてどうするんだ。私はちっとも怖くはないが、愛しいあの娘が怯えているんだ。だからさ、鳴るのは止めてくれよ。…という意味です。
「故」は、支障。「な…ね」は、…してくれるな。

群馬県中部の伊香保は、温泉町として知られます。私の家から高速道を通ると、車で1時間もかからず行けます。12代垂仁天皇のころに知られたといわれ、大変古く、趣のある町です。
万葉集にも伊香保を詠みこんだ歌が多く見られます。
周辺を歩くと万葉仮名で彫られた石碑が散在し、難しそうな字面で旅人を迎えてくれます。
全国に散在する「万葉歌碑」も大方そうですが、時代とともに、優しく親しめる工夫があると嬉しいですね。折角の古典文化の紹介が生きてほしいものです。

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