キャンバス

心の中のキャンバスは
無限に思えるくらい広いけど
現実の中で
自分が描けるものはと言えば
小さなキャンバスの
ホンの片隅があれば済む程度


そんなものです


心の中では簡単に出来る事が
どうして
現実の中では思うように出来ないのでしょうか?


「そりゃ、当たり前だよ。
 現実なんてね、そんな甘いもんじゃない。
 夢を見るような訳にはいかないものさ」

「でも、心の中に描けないものが
 現実に描ける訳がないよね?」

「そりゃ、まぁね」

「だったら、
 例え、心の中ででも描き続けていれば
 いつかは現実にする事が出来るって事だよね?」

「あぁ、”