万葉集

皇族ら 恋に現を 抜かす中
 憶良は民の 心を詠い

★『万葉集』(森朝男/中道館)を読みました。
※高校古文の参考書みたいな体裁です。

《熟田津(にきたつ)に 船乗りせむと 月待てば
  潮もかなひぬ 今は漕ぎ出でな  額田王
熟田津…松山市の海岸》
※愛媛は僕の故郷ですが、今の三津浜でしょうね。その港から東進した道後には、にきたつ庵という酒造&飲み屋があり、にぎたつ会館という宿泊施設もあります。

《あをによし…「奈良」に懸かる枕詞。「あをに」は緑青の事。
※以前、「さび」の典型として緑青を挙げましたが、我が意を得たり、って感じです。

《銀も 金