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よくあるご質問

傷あと

私が以前に書いた「漢字昔ばなし」≪歩≫の巻に、
今日、感想文が寄せられた。

10歳の時、疎開のため東京から岡山へ来られ、
そのまま、東京へは帰ることのできなかった
78歳のおばあちゃんからだった。

東京駅で、同行のおじいちゃんとはぐれ、
そのまま一人で、岡山へ到着し、
その後、警察に保護されたそうだ。

私がはじめて上京した昭和37年当時、
岡山・東京間は、およそ13時間かかったから、
戦前のことです、そのおばあちゃんは、
それよりも数時間以上
一人で汽車の旅をしたのでしょうね。

心ぼそく、不安な長旅だったことでしょう。
疲れきって眠ってしまい警察に保護されたと想像できます。

その後の事情は不明ですが、
ご両親とは、
その後二度と会うことは出来なかったそうです。

感想文を読ませていただき、
私は今日もまた泣いてしまいました。

「どんなことがあっても男は泣くな」と
亡くなった明治生まれの親父から躾られましたが、
このところたびたび、それを破っています。

10歳の少女、今は78歳。
68年の歳月を費やしても、
その時の寂しさや悲しさを忘れることはできないのです。

私のつたない昔話の主人公とご自分とが、
かさなりあったのでしょうね。

戦争の傷痕は、
今もおばあちゃんの心に残っているのです。



すぐに、お礼状を書きました。


平和の鐘
http://www.youtube.com/watch?v=k9xEGxZr4vQ&feature=fvst

カテゴリ:ニュース・その他

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