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素浪人の『万葉集雑談』(176話)…海の安全を祈り瀬戸内の美景を讃嘆。

(176)  草枕 旅ゆく人を 伊波比(イハヒ)島
        幾代(イクヨ)経るまで 斎(イハ)ひ来にけむ
          巻15・3637 遣新羅使
解説・ 旅ゆく人の安全と無事を心から祈り、守ってきてくれるこの祝島はどれほどの長い年月を、神の御心を鎮め海上の平穏を守ってきてくれたことだろうか。…という厳粛な感謝の心を表し、旅人の祈りを秘めた美しい歌ですね。

・伊波比島→祝島→山口県熊毛郡上関町の島→島は安山岩からなり台状を呈す。山腹に段々畑や棚田が開けて美味なミカンの栽培や、牧牛が行われ、『万葉集』を学ぶ人たちは、一度は知っておきたいと、ここを訪れる人が多い。

・上関港は現在小漁港のためあまり知られないが万葉・平安という遠い昔の時代から瀬戸内海交通の要地で、下関に対し、都に近いことからその呼び名を得た。風光明媚で知られる。

今回の遣新羅使の旅もここまでは順調でした。というのも、「秋になると家に帰れる」「秋には妻と逢える」という歌が詠まれていることから、判断できます。

カテゴリ:ニュース・その他

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